【北海道胆振東部地震】倒木の下で越冬した猫のレスキュー
胆振東部地震からまもなく9ヶ月が過ぎようとしています。
ニャン友ねっとわーくでは震災3日後には現地に出向き厚真町のペットホテルHAYAさんを拠点として厚真、安平、鵡川の三町にて行政、北海道獣医師会と共に迷子猫や被災猫のレスキューをしてきました。
ライフラインが戻り、少しずつ復興のための工事が進んでいます。
ニャン友メンバーの1人は現地情報共有会議に参加しており、他団体のNPOと復興のための情報共有をしていました。
そこで知り合った仲間の一人から知らされたのは
「土砂崩れで一番被害の大きかった厚真町吉野地区の倒木の下で猫が二匹生き残っている。 公費解体が進み、猫の隠れている倒木が来週にも撤去されてしまう、こういう場合どうしたらよいのだろう」 と相談されました。
6月17日午後に現地に行きました。
元々外でご飯をもらって他の猫と暮らしていたようです。
地震の後、この地域に徒歩で入った方が猫の姿をみつけて生き残っている猫にご飯をあげてくれていました。
猫たちは倒木の下で越冬した様子。
他にも藁の隙間など暖をとれそうなところがありました。
現場を見に行ったときの第一印象は 「まさかここで猫が生き残っているなんて」 絶対に連れて帰ろうと思いました。
一緒に行ったのは石狩思いやりの心届け隊の隊長さんです。
震災後情報共有会議でご一緒させていただいています。
仮設住宅のキャットウォークなども作ってくれたり、重機を扱う現場のスペシャリストです。
脚立を使って土嚢の上にあがり土砂のてっぺんまで登りました。
約7時間、二匹を保護するまでの時間です。
1匹目は14時過ぎに捕獲器の中に入りました。
長いと感じるか、短いと感じるか
ここは夜になると街灯はなく熊の目撃情報もある地域でしたが、猫の命がかかっていたのと時間がせまっていたのです。
夜の21時でその日の活動は最後にして、翌朝にまた捕獲をしようというところで捕獲器に猫が捕獲されていました。
ニャン友ねっとわーくでは震災3日後には現地に出向き厚真町のペットホテルHAYAさんを拠点として厚真、安平、鵡川の三町にて行政、北海道獣医師会と共に迷子猫や被災猫のレスキューをしてきました。
ライフラインが戻り、少しずつ復興のための工事が進んでいます。
ニャン友メンバーの1人は現地情報共有会議に参加しており、他団体のNPOと復興のための情報共有をしていました。
そこで知り合った仲間の一人から知らされたのは
「土砂崩れで一番被害の大きかった厚真町吉野地区の倒木の下で猫が二匹生き残っている。 公費解体が進み、猫の隠れている倒木が来週にも撤去されてしまう、こういう場合どうしたらよいのだろう」 と相談されました。
6月17日午後に現地に行きました。
元々外でご飯をもらって他の猫と暮らしていたようです。
地震の後、この地域に徒歩で入った方が猫の姿をみつけて生き残っている猫にご飯をあげてくれていました。
猫たちは倒木の下で越冬した様子。

他にも藁の隙間など暖をとれそうなところがありました。

現場を見に行ったときの第一印象は 「まさかここで猫が生き残っているなんて」 絶対に連れて帰ろうと思いました。
一緒に行ったのは石狩思いやりの心届け隊の隊長さんです。
震災後情報共有会議でご一緒させていただいています。
仮設住宅のキャットウォークなども作ってくれたり、重機を扱う現場のスペシャリストです。
脚立を使って土嚢の上にあがり土砂のてっぺんまで登りました。

約7時間、二匹を保護するまでの時間です。

1匹目は14時過ぎに捕獲器の中に入りました。

ここは夜になると街灯はなく熊の目撃情報もある地域でしたが、猫の命がかかっていたのと時間がせまっていたのです。

夜の21時でその日の活動は最後にして、翌朝にまた捕獲をしようというところで捕獲器に猫が捕獲されていました。
ここで頑張っていた二つの命、
その命が消えないようにご飯をあげてくれていたこと、
ここに居ることを教えてくれたこと、
倒木の撤去作業を待っていてくれたこと、
厚真町に居ることがわかると、すぐにかけつけてくれたHAYAさん。
猫の命とみんなの優しさを思うと嬉しくて嬉しくて涙がでました。
保護したあとは
動物病院でメディカルチェックと避妊去勢手術をします。
捕獲の翌日、倒木の撤去がおこなわれています。
ギリギリでのレスキューでした。
私が猫を保護するために登った土砂の下には
家財道具や想い出のつまった色々なものがあります。
この震災で亡くなられた方に心からご冥福をお祈りします。
そしてその日、重機を動かすのを中止してくれた会社の方にも
一緒に現場に行ってくれた石狩思いやりの心届け隊の隊長さんにも
ペットホテルHAYAさんにも
餌やりさんではないのに9ヶ月もご飯をあげてくれたお兄さんにも
動物病院のスタッフさんにも
皆さんにありがとう
二つの命が助かりました。
その命が消えないようにご飯をあげてくれていたこと、
ここに居ることを教えてくれたこと、
倒木の撤去作業を待っていてくれたこと、
厚真町に居ることがわかると、すぐにかけつけてくれたHAYAさん。
猫の命とみんなの優しさを思うと嬉しくて嬉しくて涙がでました。
保護したあとは
動物病院でメディカルチェックと避妊去勢手術をします。
捕獲の翌日、倒木の撤去がおこなわれています。
ギリギリでのレスキューでした。
私が猫を保護するために登った土砂の下には
家財道具や想い出のつまった色々なものがあります。
この震災で亡くなられた方に心からご冥福をお祈りします。
そしてその日、重機を動かすのを中止してくれた会社の方にも
一緒に現場に行ってくれた石狩思いやりの心届け隊の隊長さんにも
ペットホテルHAYAさんにも
餌やりさんではないのに9ヶ月もご飯をあげてくれたお兄さんにも
動物病院のスタッフさんにも
皆さんにありがとう
二つの命が助かりました。
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